「千秋太后」ええと多分第67回。皇帝陛下がキム・チヤンの手の者の手にかかり、バッサリ斬られるあるいはブッスリ刺される~~~!というまさにその瞬間、だだだだーんとカン将軍の軍勢が到着し、陛下は危ういところで難を逃れる、のであった。
カン将軍は、必ずいつでも絶体絶命のその瞬間にだだだだだだーんと登場して護ってくれんの。絶対に遅刻したり負けたりしないの。あんたはアストロガンガーかいっ。一体どうやって、いつでもソノ瞬間を狙いすまして飛んでくるのであろうか?
ホラ、崇徳宮主が契丹から2度目の脱走をはかろうとして大乱闘になり、壁にどーんと叩きつけられて動けなくなってさ、敵が躍りかからんとするまっさに(濃音?)その瞬間、カン将軍は屋根の上から敵と宮主との間にドサッと降ってきて立ちふさがり、槍ぶんぶん振り回して護ってくれたの。あそこで私は激しく激しく惚れ直して、むぐぐぐ、これがもしわしであったならばよ、即刻夜伽申し付けるところであるぞよ、粗末にすんな勿体ないっ(宮主はかなりアッサリとありがとぐらいで済ましていた!)とまあ、忘れ難いシーンがあったじゃないのさ。
カン将軍て一体なんなの?ソノ瞬間瞬間を狙いすましてテレポートでもしてくるわけなの?
だって67回、キム・チヤンが挙兵しちまいまして、もう宮殿に押し寄せてきてるとこでユ内官が決死の脱出をしてカン将軍に知らせに走ったわけでしょ?カン将軍がいるのはホギョン(?)とかいうところでそれは現在の平壌。宮殿がある高麗の都・開京は現在の開城市なんだそうで、平壌とは現在の自動車道路で165km離れておりますう。カン将軍に急を知らせたユ内官は汗まみれだったけど、ええと165kmを歩いてもとい走って行ったとでも言うの?
そして開京へ向けて即刻の出立を決断したカン将軍ですが、ええと契丹軍との戦闘の後ではあるが、ご本人はまあ脳まで筋肉でできてるのでだいじょぶなのかもしれないが、ヨレヨレに疲れたり負傷したりしてるであろうある程度以上の大人数をねえ、165km。今よりも道は格段に悪いはずだし、将官は馬だろうけど兵卒は走らされるっての。ついでにユ内官も小走りになってた。165kmの道のりを。
また、陛下一行が開京の一体どこでジタバタしているところであったのか(えっと皇后は、打掛脱いでモンペぐらい履いてきなさいっ)、なぜ正確に知っていたというのでしょう?もー、ナリーニ・シンのサイ=チェンジリングシリーズのうちの一巻、だったりでもしないと設定無理すぎるよ、もう。
チェ・ジェソンさんの出番がありさえすればニッコニコな私であるとは言うものの。ちょっとこれ陶酔を妨げるんですけどー。
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