2017年4月26日水曜日

あなたのママニム(朝鮮語事始その6)

「我が家のハニーポット」中で、チェ・ジェソンさん演ずるところのカン・テジュン氏がミダルさんをちやほやする際にはどうも、

ママニム

って呼んでいる、よねえ。他人たとえば居候婆ちゃんが、まーったく女王様みたいに扱ってんだよ、けっ!みたいなところではなんて言ってるか聞き取れないんだけども、テジュンさん本人はママニムって確かに言ってると思うの。本邦において同種の文脈ではなんと言う?うーん、女王様、以外にはちょっと思いつかないけども。

すでにチャングムの洗礼を受けておる日本の視聴者としましては、なぜだ、なぜママニムなのだ?と、なりますわよね。チャングムのウィキ的知識によると、ママニムとは李朝体制下の尚宮様に使われる敬称であるからして。なぜだ、なぜなのだ?どういうニュアンスがあるというのだ?!

あああ、韓日バイリンガルでチェ・ジェソンさんファンのお姐様、メル友になってくださーい。

中国語をほったらかしておるという罪悪感にもかかわらず朝鮮語のはしっこを齧り始めてしまうに際し、言い訳のひとつとして「おふらんす語と類似の音があるらしいので検証を」てのがあったわけです。教本の最初の一冊を買う動機となったのが、IPAの[ə]であったのだけども、これはまあほとんど大嘘でしたね。かといって、学会の有力勢が使用している[ɔ]が適切であるというわけでもないんだけどもね。そして[y]と[ø]が、かつてはあったが現用されなくなってきつつあるとの記述が散見されるけども、音自体をこれだ!って聞かせてはくれないのでね、ギモンはギモンのままで気持ちわるーい状態。

それよりも、なんか意外な伏兵が存在した。으[ɯ]ですよー。これって、トルコ語にあるあのアレと(ほぼ)同じやつ、じゃないのかなあ?

おかずのたぐいを、いっぺんにどばーと作って、なくなるまで延々と食べ続ける(らしい)というあの風習も、わートルコ人みたいだなあと思うんだけど、なんか関係ある?ないか・・・。

それにつけてもチェ・ジェソンさんはカワイー。

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