2017年6月1日木曜日

(やっと)終わりましたな

「千秋太后」最終回。きのうだったけども今日になって見た。一部早送りで。

カン将軍散骨のシーンは、いちおう見せていただけましたがね。フン、おばはんよう、公約通りカン将軍の故郷じゃなくって鴨緑江に撒いちゃう、わけなのねっ。なんやらいろいろ謝ってたけどもさ、アナタの故郷じゃなくってこんなところでごめんなさいねとは、ちっとも謝ってなかったぞ。それにしても、だ。あそこはヒンヒン泣いてるおばはんの過剰な顔演技を延々大写しにするんではなく、笑顔で駆け寄ってくるカン将軍とか、屋根から降ってきて槍ぶんぶん振り回して護ってくれるカン将軍とかのボーナス映像ぐらいちらちらとはさんでくれたらよさそうなもんである。ったくセンスないわね。
 
ユ内官2号の仇討ちはまあ、あんなもんでしょうかね。あのねアンタ、それってかえってカン将軍には迷惑なんだけど?というのは置いといて。

ハ中郎将もねえ、別に悪くもないと思うけど、キャラが特別に立っている人でもなかったのに尺を割きすぎという感が否めなくて、作品全体から考えてバランスが悪すぎると思うぞ。

黄州小君が訪ねてくるシーン。私だったらキム・チヤンさんに超若作りさせるとこだけどなー。あるいは一瞬だけ若き日のキム・チヤンと二重写しにする、とかな。それによって、ももももしかして小君なのか?って面影によって気づく、と。結局のところはこのアタクシを裏切り、高麗にさまざまな危機をもたらした謀反人だったとしても、太后様にとっては遅咲きの初恋であり唯一の愛、であったわけなんだからね、もうちょっとおセンチな内心が心ならずも表れてしまいましたー的な描写があってもよさそうなもんである。

契丹の将軍で最後に残って8年後にまた攻めてくるあの人(お名前失念ソ・ベアプ東京留守)を、いくら契丹憎しったってあんな情けなおっさんとして描写するのはひどすぎる、フェアじゃないよと思いまーす。

白い着物着て田んぼでふぉっふぉっふぉって笑ってるドッカ様、契丹第三次侵攻の際に総大将を務めるドッカ様、ちとカッコよすぎでしたよ惚れそうになったよ。あんなじいさん、しかも本来的には文官な人以外に総大将の人材は居らなんだのかね?それって独立国家の危機管理体制としてはどうなの?あのじいさん死んじゃったあとはどうするつもりだったの?という当然の疑問は置いといても、だ。

ま、一本のドラマとしての出来をどう思うか?とね、誰にも問われもしやしないとは思うが(爆)、はああいまひとつ、なんではないでしょうか?いろいろ感傷的な要素をはさみ込みすぎのくせに全然活かせてなくって、そんなら最初から入れるな!ってな中途半端になることが多すぎたように思いますのよ。今度チェ・ジェソンさんを使ってかような作品を作ろうという場合には、事前にこの私を通していただきたいわ。

0 件のコメント:

コメントを投稿