2017年6月14日水曜日

チェ・ジェソンさんの麺と余人の麺

あああダメだあ、描写するの難しすぎるー。のでとりあえず断念しとくけども。

いやでもね。一般的にはお箸の比較的先端部分に任意の量の麺を引っかけ、皿なり丼なりの麺を垂直方向に吸い上げる動作をおこなうことになると思われるのだけども。「深夜食堂」でチェ・ジェソンさん演ずるところのリュの隣で食べる旧友の刑事さんが、まさにそう。チェ・ジェソンさんの場合は、お箸のもうちょっと上の部分にまで麺が幅広に(しかし割と薄く)掬い上げられているため、まずその横並びになった麺たちを水平方向に吸い込み、しかるのちに垂直方向に吸い上げるということになるのだね。しかしねえ、チェ・ジェソンさんのこの動作は流れるようで大変美しいの。食べ方として大変にきれいなのである。同時になんだかちょっとやんちゃな感じもするの。

エ?愛に目が眩んでおるせいだと?もうなんとでも言っといて。というか私の愛はほっといて。

これは「深夜食堂」の第18話である。いやー、チェ・ジェソンさんの麺ったら個性的です特殊ですうと思ってたら、なんと同回で麺喰い三人娘のひとりが、掬い上げ方がかなり幅広(この人は薄く幅広ではなく、かなりもりもりに巻きつけてたけども)であった。まーあんまりチェ・ジェソンさんとのかかわりが深そうにも思えぬ女優さんの動作であるので、かの国においてはそういう流派もある、ということなのかもしれん。

麺と言えば、そうそう「パンチ」にも出て来たっけね。ええと瀕死のあの検事さんとええとあの悪いおじさんが、差し向かいでチャジャン麺を食すシーンがあったよそうあったあった。確認の結果、それは第16話であることが判明。検事さんのチャジャン麺のかきまぜ方は、お箸を2本片手で持ったままであり、あまり鮮やかでもなくよく混ざってもいなかったわー。「深夜食堂」の刑事さんは、ソルタングクスなる謎のあっさりスープに浸った麺を、わーあの絵に描いたかのような{典型的}お箸を1本ずつ両手で構えてぐりんぐりんと、ええとその食物に関してはそこまでして混ぜる必要もあまりないかに見えますけどお?という動作を鮮やかに披露してくださいます。

いやそれにしても、だ。私は結構チェ・ジェソンさんとニアミスしちまっています。「一途なタンポポちゃん」「深夜食堂」「朝鮮ガンマン」、まだ他にもあったかしらん。「朝鮮ガンマン」に関しては、存在に気づいた頃にはチェ・ジェソンさんの出番はとうに終わってたとは思うけどもなんかつまんなく(イ・ジュンギでは萌えられないタイプ)、「タンポポちゃん」はなにが気に入らなかったのかな覚えてないけど、見るのがかったるかった。「深夜食堂」は、第1回の人々が主な登場人物で、チェ・ジェソンさん演ずるところのリュと、「オレの息子かもしれん疑惑」の苦学生などを中心にほのぼのと進行してってくれる・・・のかと思いきや、なんだとおオムニバスかよっ!とがっかりし、そのオムニバス話たちのおもしろさにムラがあったため、途中でやめちゃったりしたの。だからこの肝心な第18話も見てないの。というわけなので、大変太っ腹なSBSさんがオンラインで無料で見せてくださってもね、妄想をたくましーくしてもそれは妄想なのであって理解はできないの(悲)。

チェ・ジェソンさん演ずるところのリュは、ああ、苦学生の母と落ち着いて幸せになることはできなかったのね(ええと、どういう関係性だったか忘れちゃったー。ゆきずりであったのか軽かったのか悲劇的破局だったのか)、んまー(悲)だわー。とね、思ってたんですよ。そしてこの度18話を妄想的視聴いたしまして、おおお、初恋に破れたのだね、しかも初恋の人を守らんとして絡んできた不良を叩きのめして重傷を負わせてしまったかなんかで、人生が暗闇の方向へと曲がってしまったのだね(本人の志とは裏腹に、押し寄せてくる外圧により人生が捻じ曲げられるという、駒形茂兵衛パターン)。しかもその初恋の人は、彼女に愛されてなかった方のはずであった親友の妻となっており、かつ不治の病に冒されているかなんか、だね?いや全部妄想的理解だけども。

おかしい。やっぱりおかしい。なぜチェ・ジェソンさんは幸せになってないのだ、あんなにかわいいのにっ。絶対におかしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿